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65歳以上 介護保険料は過去最高 大阪市は月9,249円

公開日:2024/05/20

厚生労働省は今月14日、2024~26年度の65歳以上の介護保険料を発表しました。

全国平均は過去最高の月6,225円で、市町村別では大阪市が月9,249円と最も高い数値となっています。

 

介護保険の被保険者は、65歳以上の第1号被保険者と、40歳から64歳までの医療保険加入者である第2号被保険者に区分され、第1号被保険者は要介護認定または要支援認定を受けたときに介護サービスを原則1割負担で受けることができます。

第1号被保険者の保険料は3年ごとに各市区町村や広域連合が月額を見直し、所得に応じた調整を行った上で実際の負担額を計算します。

 

大阪市の保険料が最高となった背景には、一人暮らしの高齢者割合が高く、介護サービスの利用が多いことや、所得が低い人の割合が高いことが挙げられます。

一方で、住民の健康作りに取り組み、高齢者の自立支援を後押しすることで、保険料抑制につながった市町村もあります。

高齢化および介護業界の人手不足が慢性化する中で保険料が増額となるのは避けられないものの、今後は地域間格差是正に向けた取り組みや、長期的な視点での制度の見直し・改革が求められそうです。

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