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令和6年度最低賃金 全国で過去最高の引き上げに

公開日:2024/07/31

厚生労働省は7月25日、中央最低賃金審議会を開催し、今年度の地域別最低賃金額改定の目安を取りまとめ、公表しました。

 

目安どおりに各都道府県で引き上げが行われた場合、全国加重平均は現在の1,004円から1,054円となり、上昇額は50円と過去最高になります。

 

引き上げ額の目安は、一律50円で全都道府県に適用される見込みです。

 

今回の大幅な賃金引き上げは昨今の物価上昇を反映したものである一方で、中小企業を中心に人件費の増加・年収の壁に伴う人員不足への対応等の問題も引き起こしています。

 

2030年代半ばまでに最低賃金を1,500円に引き上げる政府目標への前進には、様々な側面からの課題に立ち向かう必要があると思われます。

 

なお、この後も各地域で審議が行われ、例年どおりであれば10月1日に改定される見込みです。

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