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2021.9.3 コロナ小学校休校にともなう助成金
公開日:2021/09/03 - 最終更新日:2022/06/07
新型コロナウイルス感染症のために、お子さんが通う小学校や保育園などが休校になった場合に、特別有給休暇を取得できる制度を規定化し、実際に4時間以上取得したらもらえる助成金を紹介します。(両立支援等助成金 育児休業等支援コース「新型コロナウイルス感染症対応特例」)
※注 2021年9月2日時点の情報です
1.概要
次のいずれも実施すること
① 小学校等(小学校、保育園、幼稚園など)が臨時休業等になった場合やコロナに感染した(又は恐れがある)ために、お子さんの世話をする必要がある労働者が特別有給休暇を取得できる制度を規定化すること
② 小学校等が臨時休業等した場合でも勤務できるしくみとして、次のいずれかの制度を社内周知すること
・テレワーク勤務
・短時間勤務制度
・フレックスタイム制
・始業または終業時刻を繰り上げまたは繰り下げる制度(時差出勤の制度)
・ベビーシッター費用補助制度 など
③ 労働者一人につき、①の特別有給休暇を4時間以上取得したこと
2.助成額
1人あたり5万円 1事業主につき10人まで(上限50万円)
【ポイント】
・①の規程は、助成金の要件に合致した内容を記載する必要があります。
・規定する際には日数に上限を設けるなど、自社の状況にあった工夫をしておく方がいいでしょう。
・助成金の要件としては、賃金額は年休取得と同じ「通常の賃金」100%である必要があります。