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自殺者数が増加。原因・動機はうつ病が最も多い

 1~6月の自殺者数が、前年同期と比べて4.7%増加したということが警察庁の調べでわかりました。また、昨年1年間の自殺者の原因・動機としては、うつ病が最も多かったことも明らかになりました。
 一方、精神障害等による労災請求や労災認定件数はここ数年、毎年増加の一途をたどっています。(厚生労働省ホームページより)うつ病の原因はそれぞれ異なり、一概にいえませんが、経営者、人事担当者としては労働者の精神病発症やメンタルヘルスへの対策が急がれます。
 中でも、過労死・過労自殺での損害賠償請求は増えており、平成12年の電通事件では、遺族に1億6,800万円も支払っています。電通事件では、長時間労働によってうつ病に罹患し、自殺したというものです。
 会社には、労働者の健康に配慮して、適切に管理する義務(安全配慮義務)があり、労働者が業務の遂行に伴う疲労や健康を損なわないよう注意しなければなりません。この判決では、「上司は労働者が業務遂行のために徹夜までする状態にあることを認識し、その健康状態が悪化していることに気づいていながら、労働者に対して業務量を適切に調整するための措置を採らなかった」ことに過失があるとされています。つまり、危険を予見し、回避することが会社の安全配慮義務の重要なポイントなのです。
 ここに至る前のメンタルヘルス対策としては、管理監督者に対しての教育による不調者の早期発見や、適切な対応、ストレスチェックの実施などが考えられます。

関連サイト:上期の自殺者4.7%増 1万7076人



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